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都議「全く不十分で言語道断」舛添氏の謝罪

2016年6月1日 15:23
都議「全く不十分で言語道断」舛添氏の謝罪

 政治資金の使い方など様々な疑惑が指摘されている東京都の舛添知事が1日、都議会で謝罪し、海外出張でスイートルームを使用しないことなどを明らかにした。

 「このたび海外出張経費、公用車利用、政治資金などの問題につきまして都民のみなさま、都議会のみなさまに多大なるご迷惑をおかけしておりますことを心から深くおわび申し上げたいと思います」

 舛添知事は所信表明の冒頭で謝罪した上で、今後、海外出張でファーストクラスやスイートルームを使わないことや公用車の運用も厳格に行うことを明らかにした。また、弁護士に依頼している政治資金の調査については、今月15日までの議会の会期中に調査結果を公表して説明したいとしたが、議会からは厳しい声が上がった。

 舛添都知事を支える、与党・都議会自民党「説明責任を果たしてほしいと願っていましたが果たされたとは認識していませんし、納得もしておりません」

 舛添都知事を支える、与党・都議会公明党「我々も所信表明の説明にしっかりと答えるよう求めてきましたけど、全く不十分で言語道断だと思います」

 傍聴した人「(今日の説明は)納得できないですね」「自分たち都民のトップに立つ方としてはとても認められないですね。自分が嫌になる都民として」

 都議会の各会派は来週の代表質問や一般質問で舛添知事を厳しく追及する方針。