クルーズ船の外国人旅行者 初の百万人突破
去年1年間のクルーズ船による訪日外国人旅行者が、約111万6000人となり、初めて100万人を突破した。
国土交通省は2日、去年1年間に、クルーズ船で日本を訪れた外国人旅行者が、一昨年の2.7倍に当たる約111万6000人だったと発表した。
年間100万人突破は初めてで、政府は、クルーズ船による訪日外国人旅行者数の目標を「2020年に100万人」としていたが、5年前倒しで達成したことになる。
クルーズ船の大型化が進んでいることや、クルーズ船を利用する中国や台湾からの旅行者が増えていることなどが背景にあるという。
また、去年1年間に外国のクルーズ船が最も多く寄港したのは245回の博多港で、2年連続で1位だった。博多港には中国や台湾からのクルーズ船の寄港が多いという。