外国人を地方へ…4つの新観光ルート認定
外国人旅行者に東京や京都だけでなく、地方にも足を運んでもらおうと、観光庁は新たに4つの観光ルートを認定し、支援していくと発表した。
観光庁は、外国人旅行者に全国を訪問してもらおうと、去年、7つの観光ルートに対し、観光事業の支援を行っているが、14日、新たに、北海道、関東地方、山陰地方、沖縄の4つのルートを認定した。
関東地方では、旅行者が集中する東京だけでなく、栃木県の日光東照宮や、新潟県佐渡市まで足を延ばすルート。山陰地方は、鳥取砂丘や島根県の出雲大社に立ち寄りながら、山口県萩市まで訪問するルートで、沖縄ルートは、石垣島や宮古島など、周辺諸島を巡るもの。
国は、今後5年間、ルートに位置する自治体などに対し、交通アクセスの向上や情報発信などに関する事業にかかる費用の約半分を補助していく予定。