都議会 リオ視察中止へ
東京都議会は、今年8月と9月に予定していたリオオリンピック・パラリンピックへの視察を中止する方向で調整していることが分かった。
都議会は、リオ大会期間中に延べ27人の議員を4回に分けて現地に派遣する予定でその予算として6200万円を計上していたが、宿泊費などが高騰していて費用が1億円近くに上る可能性もあることから、「人数が多く費用が高すぎる」との批判が上がっていた。
この批判を受け、自民党以外の各会派は派遣を辞退する意向を示していたが、関係者によると、23日、都議会として視察を中止する方向でまとまったという。24日に議会運営委員長が各会派の合意を得た上で正式に中止を決める予定。
一方、東京大会に向けて視察は重要だとして、自費での視察を検討している議員もいるという。