プリウスなど7車種・155万台リコール
トヨタ自動車が、ガソリンタンクの部品やエアバッグに不具合があるとして、「プリウス」など合わせて約155万台をリコールすると国土交通省に届け出た。
トヨタ自動車が国土交通省に届け出たリコール対象車は、国内で販売した「プリウス」や「レクサス」など7車種、約155万台。ガソリンタンクの部品の形状に問題があり、使っているうちに亀裂が入って満タンにすると漏れ出す恐れがあるということで、ガソリン臭がするという報告がすでに205件、寄せられている。さらに、このうち約74万台は、エアバッグの部品が適切に溶接されておらず、車内の温度が高くなると溶接部分が壊れて破片が飛び散る恐れがあるという。
リコールは欧州などでも行われており、世界全体で337万台が対象となる。