皇后さまは第一線で活躍し続けてきたバイオリニストの徳永二男さんの５０周年記念演奏会を鑑賞された。

　皇后さまは７日、サントリーホールで、日本を代表するバイオリニストの徳永二男さんが楽団に入団して５０周年を記念する演奏会を鑑賞された。徳永さんは１９歳の時に日本楽団最年少のコンサートマスターとして就任したことで知られ、以来５０年間、演奏家として、また音楽監督や指導者としても第一線で活躍を続けてきた。

　皇后さまはチャイコフスキー作曲の「ヴァイオリン協奏曲」や、アンコール曲として演奏されたサンサーンス作曲の「序奏とロンド・カプリチオーソ」を身を乗り出すようにして聴き、笑顔で長い拍手を送られていた。