“脱北”男性「船から海に飛び込み泳いで」
山口県長門市で16日に見つかった北朝鮮からの脱北者とみられる男性は、「船から海に飛び込んで、泳いでたどりついた」と話していることが捜査関係者への取材でわかった。
北朝鮮からの脱北者とみられる男性が見つかったのは、山口県長門市仙崎の路上。16日午前11時15分頃、「外国人風の男性がいる」と一般の人から長門警察署に連絡があったもので、警察で事情を聞いたところ、朝鮮語で「北朝鮮からやってきた」という趣旨の話をしたという。発見された時の様子を目撃した人の話では、「男性はTシャツを着ていて、はだしだった」という。
また、捜査関係者によると、男性は25歳で、船から海に飛び込んで、泳いで海岸にたどりついたと話していて、山口県警では、北朝鮮からの脱北者である可能性があるとみて事情を聞くと共に、海上保安部が海岸線を捜索している。