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“脱北”男性 入国管理局の収容施設に

2016年7月17日 19:21
“脱北”男性 入国管理局の収容施設に

 山口県長門市で16日に保護された北朝鮮からの脱北者とみられる男性は長崎県にある入国管理局の収容施設に身柄を移された。

 北朝鮮からの脱北者とみられる男性が見つかったのは山口県長門市仙崎の路上。16日午前11時15分頃、「外国人風の男性がいる」と長門警察署に連絡があったもので、警察で事情を聞いたところ朝鮮語で「北朝鮮からやってきた」という趣旨の話をしたという。

 警察に連絡した男性「ペットボトル1本、水を入れて本人に渡したら、一気飲みで息もつかないで1本丸々飲みました」

 また捜査関係者によると、男性は25歳で「船から海に飛び込んで、泳いで海岸にたどりついた」と話していて、北朝鮮からの脱北者の可能性があるものとみられている。

 男性を乗せたとみられる車は17日午後1時前、長門警察署を出発、長崎県大村市にある入国管理センターに身柄を移された。今後、日本に入国したルートや動機などついて詳しく事情を聴く方針。