熊本地震の発生から１００日の節目に合わせ、大きな被害があった熊本県益城町などで２４日、犠牲者の慰霊式が行われた。

　２０人が犠牲となり、１人に関連死の疑いがある益城町の慰霊式には、遺族約１００人や住民たちが参列した。遺族を代表して、母親を亡くした松野良子さんがお別れの言葉を述べた。

　松野さん「亡くなられた方の多くは、戦争を乗り越え、その後の町の礎を築き、支えてこられた方々です。きっと、この豊かなふるさとに育まれ、この町が大好きだったに違いありません。私たちは、その皆さんの志を受け継いでまいります」

　また、５人が犠牲となった西原村でも慰霊式が行われた。