鈴木大地長官「競技により差が出ないよう」
国家ぐるみのドーピングを巡り、リオオリンピックへの出場が危ぶまれていたロシアについて、IOC(=国際オリンピック委員会)がロシア選手を全面的には排除しないと決定した。
スポーツ庁・鈴木大地長官「やはり個人のアスリートとしての権利を尊重した裁定になったのではないか」
鈴木長官はコメントする立場でないとした上で、各競技の連盟に判断が委ねられたことについて、「出場が認められるかどうか競技によって差が出ないようにしてほしい」と述べた。
一方、日本陸上競技連盟は、ロシアの陸上代表が出場停止になったことを受けて、代わりに、日本男子の1600メートルリレーへの出場が確定したことを発表した。