熊本地震で石垣が崩壊したため、熊本城北側の道路は通行止めが続いていた。撤去工事などが終わり、１日、約３か月半ぶりに規制が解除された。

　規制が解除されたのは、熊本城の北側を通る「市道宮内１号」の古京町の新掘橋から新町の子ども文化会館までの約９００メートルの区間。

　この区間は、本震で崩れた石垣が道路をふさいだため通行止めが続いていた。石の撤去と崩落防止の工事が終わったことから規制が解除され、車や歩行者など全ての通行が再開された。規制の解除は約３か月半ぶり。

　これで熊本城周辺の道路で規制が続いているのは御幸坂だけとなった。熊本市によると解除の見通しはたっていないという。