西之島 警戒範囲を縮小、秋にも上陸調査へ
3年前、噴火が始まり新たな島ができた、小笠原諸島の西之島。気象庁は17日午後、警戒範囲の縮小を発表し、秋にも上陸調査が行われる。
西之島はこれまで島全体と周囲の海域まで警戒が必要な範囲とされていたが、去年11月以降、新たな噴火は起きておらず、気象庁は、これを島の中心にある火口から半径約500メートルに縮小すると発表した。これで上陸することも可能となり、火山活動のメカニズムなどを解明するため、この秋には専門家による調査も行われる。
一方、環境省は上陸した人が外来種を持ち込み生態系を崩すおそれがあるとして、一般の人は上陸しないよう呼びかけている。