相模鉄道とJR・東急の直通線、開業延期
神奈川県で整備が進められている、相模鉄道とJR、東急との直通線の開業時期が、用地取得の難航などにより延期されることになった。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)などによると、開業延期となるのは、相鉄線「西谷駅」からJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近の区間を結ぶ線と、相鉄線「羽沢駅(仮称)」から「新横浜駅(仮称)」を経由して東急東横線「日吉駅」までを結ぶ2つの路線。
開業時期は、当初の予定より、相鉄・JR直通線は4年遅い2019年度下期、相鉄・東急直通線は3年遅い2022年度下期となる見通しだという。
延期の理由には、用地取得の難航などがあるという。また建設費も、予定していた約2739億円から、約4022億円に増える見通しだという。