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14歳で将棋のプロ入り 最年少記録を更新

2016年9月3日 22:28
14歳で将棋のプロ入り 最年少記録を更新

 14歳の中学生が将棋のプロ入り最年少記録を更新した。

 最年少でプロ棋士になることが決まったのは、愛知・瀬戸市の中学2年生・藤井聡太さん(14)。藤井さんは現在、三段だが、3日に東京・渋谷区で行われたリーグ戦で1位となり、四段に昇段してプロ棋士になることが決まった。

 正式なプロ入りは来月1日だが、14歳2か月でのプロ入りは62年ぶりの最年少記録更新となる。

 藤井聡太さん「(Q:昇段が決まった時に感じたことは?)勝った瞬間はあまり実感がなかった。毎日将棋をしてきたので(将棋は)自分の一部みたいな感じ。まだまだ、実力が足りない部分もあるので、実力をもっとしっかりとつけて、タイトルが狙える位置に来ればいいかなと思っている。(Q:羽生善治3冠と戦ってみたい?)それはすごく強いです」

 藤井さんは5歳ごろから将棋を始め、去年の三段昇段では最年少記録を塗り替えるなど“天才少年”と呼ばれ注目されていた。