小中学生ら約70人 SNSいじめ防止会議
小中学校でSNSを使ったいじめが社会問題化する中、東京・昭島市で16日、市内の小中学生らが集まり、いじめの防止方法を話し合う会議が開かれた。
会議は、昭島市の小中学校の生徒や保護者ら約70人が集まり、市議会の議場を使って行われた。生徒たちが参加した学校ごとに、LINEなどのSNSがいじめにつながらないような使い方やルールを提案し、意見交換した。
参加した生徒「悪口は絶対に書き込まず、言葉を選ぶようにします。自分も相手も気持ちよく、楽しくSNSを使えるようにしていきます」
都内では、スマートフォンを持っている小中学生の増加に伴い、SNSの書き込みによるいじめも増えているということで、昭島市でも去年7件報告されたという。
警視庁はこうしたイベントなどを通じて、自治体や保護者と連携し、いじめ撲滅を図っていきたいとしている。