台風10号被害 岩手で孤立住民の救出活動
台風10号で大きな被害を受けた岩手県岩泉町で孤立している集落の住民の救出活動が5日も続けられた。
岩泉町では、台風の接近に伴い4日から全域で「避難指示」が出されていたが、台風12号が熱帯低気圧に変わったことなどを受け、5日午後3時に「避難準備情報」に切り替えられた。
町内では4日から、孤立している集落の住民を自衛隊のヘリなどで救出する活動が進められている。岩手県によると、台風10号による県内の犠牲者の数は、5日午後4時現在、16人となっている。また、情報を精査した結果、安否不明者は7人に上っている。
また、町内に17ある小中学校では休校の措置が続いていたが、6日、一部の学校で再開される予定。