リオオリンピックのレスリング女子６３キロ級で金メダルを獲得した川井梨紗子選手の優勝祝賀パレードが、１１日に地元、石川県津幡町で行われた。

　パレードは、津幡町役場をスタート地点に、約８００メートルの区間で行われた。県警音楽隊を先頭に中学まで、コーチとして指導してきた母親の初江さんと沿道の声援に応えた。

　また、川井選手は地元の中学校で教育実習をしており、生徒や先生からも声援が飛んでいた。

　小さな町は、川井選手の姿を一目見ようと１万１０００人が沿道を埋めた。

　川井選手「やっぱたくさん声かけられるのでオリンピックってすごいなと思いました」

　パレードのゴール地点では、町のスポーツ栄誉賞の贈呈式が行われ、川井選手は、「多くの皆さんの応援に感謝し、４年後はさらに喜んでもらえる人が増えるよう頑張ります」と早くも東京オリンピックを見据えていた。