伊調選手の国民栄誉賞、父と姉も喜び語る
リオオリンピックで大会4連覇を達成した女子レスリング・伊調馨選手(32)。国民栄誉賞の授与決定を受け、喜びを語った。
伊調選手「このたび国民栄誉賞を受賞することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
2013年の長嶋茂雄さん、松井秀喜さん以来、個人・団体を通じて24組目の国民栄誉賞の授与が正式に決まった伊調選手。女子スポーツ界では、同じレスリングの吉田沙保里選手以来、4例目となる。
伊調選手「(Q:レスリングは伊調さんにとってどんなもの?)私自身をつくってくれたものだと思います。レスリングという競技がなかったら、ここまで人生をかけて臨めなかったと思うので、本当に感謝しています」
また、伊調選手の父・春行さんと姉の千春さんも13日午後、青森・八戸市で会見した。
伊調選手の父・春行さん「何て言うのか、うれしいと言えば本当にうれしいですけど、ちょっと今は言葉が見つからないです、まだね」
伊調選手の姉・千春さん(34)「(亡くなった)母は試合で勝った時にいつも言うのが『良かったね』とその一言なんです。すごく笑顔で『良かったね』といつも言ってくれていたんですけど、きっと今も馨の近くで『良かったね』と言ってくれているんじゃないかなと思います」