介護ベッド、電動車いすの死亡事故に注意
介護を必要とするお年寄りが増えている中、介護ベッドや電動車いすなどで死亡事故などが起きているとして、NITE(=製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけている。
NITEによると、介護ベッド、電動車いすなどによる高齢者の事故は昨年度までの5年間で97件あり、そのうち38件は死亡事故だった。
介護ベッドは、サイドレールや手すりなどのすき間に頭や首が挟まった場合の死亡例が多く、NITEはすき間を埋める対策を呼びかけている。また電動車いすは、堤防や路肩などから斜面や用水路に転倒・転落し、死亡する事故が多く、路肩に寄りすぎないよう注意している。