２０２０年東京オリンピック・パラリンピックで、野球など一部競技を福島県で開催するという案について、福島県の内堀雅雄知事は、「被災地への配慮をうれしく思う」と歓迎した。

　ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）のバッハ会長は１９日、野球やソフトボールを福島県の競技会場で開催することを検討していると表明した。

　これについて、アメリカを訪問中の福島県の内堀知事は、「本当にうれしい」と歓迎した。

　福島県・内堀知事「バッハ会長から被災地に対する配慮というお話を頂き、本当にうれしく思います」

　その上で内堀知事は、福島県としても野球とソフトボールの開催を要請しているとして、被災地での競技開催の実現に向け、今後、政府や組織委員会と話し合いを進める考えを示した。