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ウラン加工施設で一時外部電源途絶える

2016年10月21日 17:00
ウラン加工施設で一時外部電源途絶える

 21日午後2時7分ごろ、鳥取県で震度6弱を観測する強い地震があった。

 原子力規制庁などによると、鳥取県と岡山県の県境にある日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」では、地震直後の午後2時過ぎ、施設の一部で外部電源が途絶え、非常用電源で運転したという。その後、午後3時過ぎに復旧し、現在は排気筒モニタやモニタリングポストに異常はみられず、問題はないという。

 この施設は過去に天然ウランを濃縮加工していたが、現在は稼働停止中で、原子力発電所のように燃料などの冷却の必要はないという。

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