２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの開催費用の見直しについて協議するＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）や東京都など４者による作業部会が１日から始まった。

　ＩＯＣ、東京都、日本政府、大会組織委員会の４者による作業部会での協議は、１日午前９時から始まった。今回の作業部会は、１日から３日間行われるが、組織委員会によると、「今回は実務者レベルでの協議で、最終的な結論が出る場ではなく、ＩＯＣの意向もある」として非公開で行われている。

　４者協議は、先月、来日したＩＯＣのバッハ会長の提案により開催が決まったもので、東京大会全体の開催費用の見直しについて話し合われる。東京都が検討している会場計画の見直し案についても、この作業部会に小池知事が都としての案を示す予定。