百合子さま気丈に…今夜から三笠宮さま通夜
三笠宮さまの通夜が2日夜から行われる。
三笠宮さまの通夜を前に2日午後、三笠宮邸で柩を「正寝」と呼ばれる表の部屋に移す「正寝移柩の儀」が皇族方の参列のもと執り行われた。喪主を務める93歳の妃・百合子さまは気丈な様子で皇族方の拝礼を見守られたという。
その後、慣例のため儀式には参列しない天皇皇后両陛下が三笠宮邸を訪れ拝礼された。2日夜と3日は皇族方も参列される通夜が行われる。
また、三笠宮さまが亡くなられた際の百合子さまの様子が明らかになった。宮内庁によると、先月27日の朝、百合子さまが病室に駆けつけたとき、三笠宮さまはすでに心肺停止の状態で、百合子さまはベッドの脇で「宮さま、宮さま」と声をかけながら見守り、時折、涙を見せられていたという。今は静かに、葬儀の準備などを淡々とされているという。