始発から10時間…JR高崎線が運転再開
運行システムのトラブルで4日の始発から約10時間にわたり運転を見合わせていたJR高崎線が、午後2時58分に運転を再開した。
JR東日本によると、JR高崎線の高崎・東京間全線と、前橋と小田原を結ぶ湘南新宿ラインは、運行システムのトラブルで4日の始発から運転を見合わせていたが、約10時間後の午後2時58分に運転を再開した。運転見合わせの影響で、沿線の駅では通勤通学の時間帯に電車に乗れない乗客で混雑し、バスやタクシーの乗り場には行列ができた。
トラブルは、埼玉県の北上尾駅構内にある通信ケーブルの損傷が原因で、警察によると、ネズミなどの動物がケーブルをかじった可能性があるという。
一方、午前10時半前に北上尾駅のケーブルは復旧したためJR東日本がシステムを動かそうとしたところ、高崎線の鴻巣駅と吹上駅の2か所の駅で信号機装置の不具合があらたに発生したため、その後も運転見合わせが続いていたという。