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印西市の病院で毒薬指定の筋弛緩剤なくなる

2016年11月22日 22:07

 千葉・印西市の日本医科大学千葉北総病院で、毒薬に指定されている筋弛緩(しかん)剤5本がなくなっていたことがわかった。

 警察によると、21日午後6時半ごろ、日本医科大学千葉北総病院で、薬剤部に保管してあった50ミリグラム入りの筋弛緩剤「エスラックス」5本がなくなっていることがわかった。この4時間前の21日午後2時30分ごろには、職員が棚にあるのを確認していて、病院は22日になって警察に届け出た。

 「エスラックス」は、手術の際に、筋肉をゆるめて、呼吸器をつけやすくするためなどに使われるものだが、毒薬に指定されていて、誤って体内に入ると死に至ることもあるという。

 警察は盗まれた可能性もあるとみて、今後、防犯カメラの映像の分析などを進めるという。

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