博多駅前再び沈下 「想定の範囲内」と説明
今月8日、道路が大規模に陥没した福岡市の博多駅前で26日未明、埋め戻した道路が、再び沈み込んでいることがわかった。
JR博多駅前では、今月8日、道路の大規模な陥没が発生し、電気やガスなどのライフラインが切断された。今月15日に仮復旧が完了し、道路の通行は再開されていたが、26日未明、埋め戻した道路が広い範囲で沈み込んでいることが判明し、再び、通行止めとなった。ケガ人はいないが、福岡市によると最大約7センチ沈んでいる。その後、警察は、安全が確認されたとして26日午前5時半に通行止めを解除した。ガス漏れや停電は発生していない。
陥没の原因とみられている地下鉄工事を行っている大成建設と福岡市は26日午前、記者会見を開き、「沈下は想定の範囲内」と説明した。その上で、「これ以上大きな沈下は考えていない」としつつも、道路の監視を続けたいとしている。