博多駅前陥没「再発防止策を」~石井国交相
福岡市のJR博多駅前の道路で、大規模な陥没が発生したことを受け、石井国土交通相は原因を究明し、再発防止策を講じなければならないと述べた。
JR博多駅前で8日朝、大規模な道路陥没が発生したことについて、石井国交相は福岡市交通局から、地下鉄七隈線の延伸工事中に出水し、工事を中断したところ、道路が陥没したと報告を受けたと述べた。道路の陥没と地下鉄工事との因果関係など、詳細を福岡市交通局に確認中だという。
石井国交相は、「日中に起きていたら、大きな事故につながりかねない事案」だとし、原因を究明した上で、再発防止策を講じなければならないと述べた。
また、国土交通省によると、陥没現場に近い福岡空港では、国際線ターミナルビルと貨物施設で停電が発生しており、国際線ターミナルは代替電源を使って運用しているという。エスカレーターが使用できないなど施設の一部に影響が出ているが、航空機の離着陸に影響はないという。