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成田山新勝寺で年末恒例「すす払い」

2016年12月13日 10:48
成田山新勝寺で年末恒例「すす払い」

 千葉県の成田山新勝寺で年末恒例の「すす払い」が行われた。

 「すす払い」は、年に一度、本堂や仏像についたほこりを落とすもので、13日午前5時ごろから始まった。40人の僧侶と職員が仏像などについたほこりを丁寧に払い落とし、布できれいに磨き上げた。さらに、約300畳の大本堂にほうきを持った僧侶たちが横一列に並び、畳に積もったチリを一斉に掃き出した。

 新勝寺のすす払いは江戸時代に始まったとされ、参拝客がいない日の出前の作業が慣例となっている。今後、新年を迎える準備が進められる。