名護沖80mにオスプレイ不時着“大破”
13日夜、沖縄本島の東海上で、アメリカ海兵隊の新型輸送機・オスプレイが不時着し、大破した。乗員5人のうち、2人がケガをしているもよう。
海上保安庁によると、13日午後10時前、沖縄のアメリカ軍から、普天間基地所属の海兵隊のオスプレイ1機が、海に不時着したと連絡があった。現場は、普天間基地の移設先である名護市辺野古に近い場所で、機体は海岸から80メートルほどの浅瀬で大破している状態。沖縄のアメリカ海兵隊などによると、機体には5人が搭乗していて全員が救助されたが、2人がケガをしているもよう。
現場近くの住民「不幸中の幸い。もしこれが集落の上に落ちたら大変なことになっている」
オスプレイは4年前、普天間基地に配備され、現在24機が稼働しているが、今回のような大きな事故は初めて。沖縄県の翁長知事は、就任当初からオスプレイの配備撤回を求めており、事故をうけて県民の怒りも高まりそうだ。