「ジャニーズ性加害問題当事者の会」 日弁連に人権救済の申し立て
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題をめぐり、被害を訴える元所属タレントらが、日本弁護士連合会に対して人権救済の申し立てを行いました。
『ジャニーズ性加害問題当事者の会』平本淳也代表
「まだ現実的に私たちが(被害者として)認定されたわけでも、謝罪を受けたわけでも、その説明を受けたわけでもありません。全てはここから始まると信じています」
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は11日、ジャニーズ事務所がジャニー喜多川元社長による性加害を調査し、被害者救済のための措置を講じるよう働きかけることを求めて、日弁連に人権救済の申し立てを行いました。
ジャニーズ事務所は先週、ジャニー喜多川元社長による性加害を認め、補償に取り組む考えを明らかにしましたが、当事者の会は申し立てで、補償が具体的に実践されるかや個々の被害が認定されるかどうかは未知数だとしています。