米軍 19日にもオスプレイ飛行再開の意向
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アメリカ軍は、沖縄で起きた事故を受け飛行を停止している「オスプレイ」について、19日にも飛行させる意向を日本側に伝えていたことがわかった。
防衛省幹部によると、アメリカ軍が沖縄の伊江島に残されたままのオスプレイ1機を、19日にも拠点の普天間基地まで飛行させる意向を、日本政府に伝えていたことがわかった。
防衛省は、「安全が確認されるまでの飛行停止」を申し入れており、安全性の根拠が示される前にオスプレイが飛行すれば、沖縄県側の反発は必至。
沖縄県・安慶田副知事「飛行を再開するならば、(日本は)法治国家、独立国家としてあるのかと、疑問も投げかけられる」
17日午後に事故現場を視察した沖縄県の安慶田副知事は、飛行再開の動きを批判し、「日本政府は、オスプレイの配備撤回を本腰を入れてアメリカ政府と交渉すべきだ」と訴えた。