【台風6号】沖縄が暴風域に 空の便は県内発着便が欠航、デパートや商店で休業も
大型で非常に強い台風6号が沖縄に接近しています。台風の暴風域に入っている那覇市から中継です。
沖縄本島南部の南城市では、1日午後4時前に、37.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
嘉手納町では1日午後、90代の女性が風にあおられて転倒し、軽傷を負いました。
また、沖縄本島中部を中心に停電が拡大していて、午後4時の時点で約5200戸が停電しています。
交通への影響も広がっています。
全日空と日本航空グループは、1日と2日、沖縄県内を発着するすべての便で欠航を決めました。
また、沖縄本島内の路線バスは、1日の始発から運休、沖縄都市モノレールも午前11時前に運休しました。
官公庁の多くは1日、臨時閉庁となり、デパートや商店などにも休業が増えています。
沖縄では今後、暴風や高潮への厳重な警戒が必要です。
また、台風は1日夜から2日にかけて沖縄本島に最接近したあとも沖縄近海で停滞する予想になっていて、市民生活や観光に影響が長期化することが心配されます。