“賭けマージャン”飯塚市長が発言撤回
福岡県飯塚市の斉藤守史市長が賭けマージャンについて開き直ったような説明をしたことについて、斉藤市長は26日、この発言を撤回するとともに辞職についても言及した。
斉藤市長「不用意な発言で世間を騒がせ、あらためてことの重大さを理解し、深く反省して撤回と謝罪をする」
斉藤市長は今月22日、田中副市長らと平日の昼間、現金を賭けてマージャンをしていたことが明らかになり、その際、「逆に金を賭けずにマージャンをする人がどれだけいるのか」と発言していた。
斉藤市長は26日、この発言を撤回した上で「たとえ少額であっても賭け事をしてはならないのに、その認識が甘かった」と謝罪した。飯塚市役所によると、25日までに340件の抗議が寄せられたという。
この問題を受け、飯塚市議会の議長は条例に基づき、斉藤市長と田中副市長の政治倫理を審査する審査会を開くよう請求した。斉藤市長は、審査会を年明けに設置することを明らかにした上で、辞職の勧告が出れば従う意向を示した。