有効求人倍率1.41倍 3か月連続で上昇
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仕事を求めている人、一人に対し、何人の求人があるかを示す有効求人倍率が先月は1.41倍に改善し、25年4か月ぶりの高い水準になった。
厚生労働省によると、11月の有効求人倍率は10月よりも0.01ポイント上昇し、1.41倍となった。3か月連続の上昇で、1991年7月以来、25年4か月ぶりの高い水準。新規の求人が去年11月よりも7.7%増えていて、厚労省は全体的に求人の伸びがよく、大口の求人が出てきたと分析している。
一方、11月の完全失業率は前月より0.1ポイント悪化し、3.1%だった。男性は 3.2%で変わらなかったものの、女性が0.2ポイント上がり2.9%となった。総務省統計局は「新たに職を求める女性が増えたことが大きな要因だろう」と分析している。