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茨城震度6弱 “未知の断層”が動き発生

2016年12月29日 20:00
茨城震度6弱 “未知の断層”が動き発生

 28日に茨城県で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、長さが15キロ程度の未知の断層が動いた、との見解を示した。

 28日夜、茨城県高萩市で震度6弱を観測した地震では、窓ガラスが割れたりする被害が出たほか、2人がケガをした。地震調査委員会は29日、臨時の会合を開いて活動を分析し、長さ15キロ程度の未知の断層が動いたことで地震が起きた、との見解をまとめた。28日夜の発生直後に比べて余震活動は低下しているという。

 今回の地震は5年前の東日本大震災の余震とみられているが、2004年にインド洋大津波を起こしたスマトラ沖地震では、発生から10年が経過しても周辺で大きな地震が繰り返し起きているため、今後の地震や津波にも注意が必要だとしている。