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慶応大 国内初「子宮移植」年内にも申請へ

2017年1月9日 12:31
慶応大 国内初「子宮移植」年内にも申請へ

 生まれつき「子宮」がない女性らの妊娠・出産を可能にする国内初の「子宮移植」手術に向け、慶応大学のチームが早ければ今年中にも臨床研究の申請を行うことが分かった。

 慶応大学では生まれつき「子宮」がないロキタンスキー症候群の女性が出産するため、第三者の子宮を移植する研究を続けていて、サルでは移植と出産に成功している。またスウェーデンでは既に子宮移植を受けた女性が子供を出産しているという。

 慶応大学のチームは早ければ今年中にも国内初の移植に向け、学内の倫理委員会に臨床研究の申請を行いたい考え。研究は関連学会などの議論、判断を得た上で、ロキタンスキー症候群の女性5人について母親や姉妹からの子宮移植を目指すという。

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