水温8℃の川で水かけ…勇壮“放水合戦”
熊本県南関町で14日、消防出初式が行われ、勇壮な放水合戦が繰り広げられた。
出初式には消防団員など約400人が参加。かごに入った球を落とす標的落としなどの後、名物の放水合戦があった。消防団員たちは水温8℃の川に入って大正時代から昭和初期にかけて使われた手押しポンプで水をかけあった。
放水合戦は今から130年以上前、当時の最新式の消防ポンプを購入したことを祝って始まったとされている。寒さに負けず水をかけあう団員に、川岸に集まった人たちから盛んな声援が送られた。