夏休みを前にサッカーJリーグの浦和レッズのキャプテンがショッピングモールで万引き被害防止などを呼びかけました。

10日、埼玉県警川口警察署の一日署長を務めたのは、浦和レッズのキャプテンで埼玉県さいたま市出身の伊藤敦樹選手（25）です。

伊藤選手は、川口市のショッピングモール内を埼玉県警の警察官らと巡回し、スポーツ用品店ではポスターを渡すなどして、万引き被害の防止などを呼びかけていました。

また、伊藤選手はショッピングモールの利用客に自転車用のチェーンロックや、防犯意識の向上を呼びかけるチラシなどを配りました。

一日署長を務めた伊藤選手は、取材に対し「きょうのような活動を通じて万引き被害が多いことを知ってもらえれば」などと語りました。

埼玉県警では、夏休み前の7日から13日を「万引き防止週間」としているということで、埼玉県警は「万引きをしない・させない・ゆるさないということを地域全体で考えていきたい」と呼びかけています。