日本海側で大雪 福岡市でも雪積もる
日本の上空に強い寒気が流れ込んだ影響で全国的に厳しい寒さとなり、日本海側の地域では大雪となった。
鳥取では、22日夜から雪が降り始め、23日朝は激しい雪となった。22日の日中は、雪がなかった鳥取市内だが、最深44センチの雪が積もった。山間部の大山では、22日から83センチの大雪が降り、積雪は183センチに達している。
九州でも珍しく雪が積もった。鹿児島県の山間部にある小学校では、雪合戦を楽しむ子供たちの姿がみられた。福岡市内でも一時、2センチと今年初めて、雪が積もった。
一方、厳しい寒さで、自然の造形美が現れた。氷点下4.9℃まで冷え込んだ福島県の猪苗代湖では、波しぶきが、岸に打ちつけ、木々に凍りつくことでできる「しぶき氷」がみられた。
強い寒気の影響で、日本海側の広い範囲で、24日にかけて大雪の続くおそれがあり、交通障害などに警戒が必要。