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注目の千代田区長選、3候補が最後の訴え

2017年2月4日 18:00
注目の千代田区長選、3候補が最後の訴え

 夏の東京都議会議員選挙の前哨戦とも位置づけられている千代田区長選は4日、選挙戦最終日を迎えた。

 立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属で現職の石川雅己さん(75)、新人で政治団体代表の五十嵐朝青さん(41)、新人で会社員の与謝野信さん(41)の3人。自民党に対決姿勢を示している東京都の小池知事は石川さんを支援している。これに対し、自民党東京都連は与謝野さんを推薦している。

 石川さんは区内の公園を回るなどして支持を訴えた。

 小池都知事支援・石川雅己氏(無・現、75)「ずっとお話をし訴えてきたことを多くの方々にお伝えできた。非常にうれしいし、感謝を申し上げたいと思います」

 五十嵐さんは区内の駅でゴミ拾いなどをしながら支持を訴えた。

 五十嵐朝青氏(無・新、41)「都政ともしっかり連携しながら真の区民ファーストができるのは、この私、五十嵐朝青しかいないといま確信していますので、そういった意味でしっかりと選んでいただければと思います」

 与謝野さんは区民を前に区政改革の必要性を訴えた。

 自民党都連推薦・与謝野信氏(無・新、41)「千代田区を優しい安心安全な、住む人にとっての優しさを求めた、そういった街にして参ります。千代田区民のための区長に私はなります」

 今回の区長選は、今年7月の東京都議会議員選挙の前哨戦とも位置づけられ注目されていて、3日までに期日前投票を済ませた有権者は前回より約7割増えている。千代田区長選は5日投票で、即日開票される。