東京の千代田区長選挙で、小池百合子知事が支援した現職区長が圧勝したことを受け、小池知事は６日午前、「大変な勝利をいただいた」と述べた。

　５日に行われた千代田区長選では、小池知事が支援した石川雅己さんが、自民党都連が推薦した候補に３倍以上の差をつけ圧勝した。今回の選挙は夏の都議会議員選挙の前哨戦に位置づけられていて、小池知事にとってはずみがついた形。

　小池知事「東京大改革への期待、それを前に進めてほしいとお願いし訴えたことが響いて、そしてプラスアルファにつながったのかなと思っています」

　都議選の候補者擁立については、「大変な勝利をいただいたが、きっちり分析し、確実に取り組みたい」と慎重な姿勢を示した。小池知事の周辺は、単独過半数も視野にしていて、６日午後にも、民進党を離党した元都議ら４人ほどに、小池知事を支持する地域政党「都民ファーストの会」から第二次公認を出すことにしている。