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母親の点滴にサプリ混ぜ死亡させたとして逮捕 男性を不起訴処分 名古屋地検

2025年2月5日 1:32
母親の点滴にサプリ混ぜ死亡させたとして逮捕 男性を不起訴処分 名古屋地検

去年8月に名古屋市内の病院で母親の点滴にサプリメントを混ぜ、死亡させたとして逮捕されていた男性について、名古屋地検は4日付で不起訴処分としました。

名古屋市南区に住む無職の62歳の男性は、去年8月に名古屋市内の病院で当時85歳の母親の点滴ボトルに水に溶かしたサプリメントを注射器で注入し、血液中に細菌を混入させて誤嚥性肺炎で死亡させたとして、去年12月に逮捕されていました。

名古屋地検は4日付で、傷害致死の罪について、不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。

逮捕当時、男性は、警察の調べに対し、傷害致死の容疑について、「やったことは間違いないが、何で菌が入ったかは分からない」と一部否認した上で、動機について「母親の体調を回復させようとした」などと供述していました。

また、男性は、点滴ボトルに水に溶かしたサプリメントを注射器で注入し、医師や看護師などの業務を妨害したとして、偽計業務妨害の罪で起訴されています。

最終更新日:2025年2月5日 1:32