豊洲市場問題「百条委員会」設置決定へ
東京都議会では22日午後から定例会が始まり、豊洲市場の問題をめぐり「百条委員会」の設置が正式に決まる。
22日は小池知事にとって初めての施政方針演説が行われ、混迷する豊洲市場問題などについて向き合う決意を述べる方針。さらに演説で、懸案となっている東京オリンピック・パラリンピックの仮設施設の整備費用についても開催都市の責任として、東京都以外の自治体の負担を都が受け入れる考えを示す方針。
また、都議会では豊洲市場の移転問題をめぐり強い調査権を持つ「百条委員会」の設置も正式に決まる。調査項目は、豊洲の用地選定や土地売買の経緯などで、石原元知事と浜渦元副知事には、来月18日から20日の間で証人としての出席を求めるという。
夏の都議会議員選挙をにらみながら、定例会は来月30日まで37日にわたって議論が行われる。