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大阪府教育庁 現地調査「トラブルあった」

2017年3月9日 20:08
大阪府教育庁 現地調査「トラブルあった」

 森友学園について現地調査を行った大阪府教育庁が会見を開き、「トラブルがあったため調査を打ち切った」と明らかにした。

 大阪府による会見は、9日午後5時50分頃に終わった。小学校建設予定地での調査が30分で打ち切られた異例の事態について説明を聞くため、多数の報道陣がつめかけた。

 大阪府教育庁「『領収書を見せてくれ』という途中くらいから、副園長が『マスコミに資料を出しているのはお前らやろう』と府の職員を指さしながら、急に携帯電話で写真を撮ることを始めたので、『それはやめてください』と再三申し上げたが、やめてもらえなかったので、正常な検査ができないということで退出した」

 9日午後2時頃、大阪府の職員5人は現場調査に入った。籠池理事長も姿を現し、「学校を建設させてほしい」と訴えた。しかし、肝心の調査は、実質30分で終了。大阪府は金額が異なる3つの契約書が存在している問題について「認可の判断に大きく影響する」と重要なチェック項目に挙げていたのが、契約書の原本の確認作業は行えなかった。