熊本 地震後初、阿蘇の「火文字焼き」
熊本地震後、初めてとなる阿蘇の「火文字焼き」が18日夜に行われた。
阿蘇市内牧地区の商店主や小学生など20人が90メートル四方に並べられたバイオ燃料入りのオイル缶に火をつけていく。そして小雨の中、阿蘇谷の夜の闇に「火」の文字が浮かび上がった。
火文字焼きは2014年まで地元の行政が主体となって30年間続けられ、往生岳と、麓の本塚の二つの「火」の文字が重なって「炎」の文字となる春の名物だった。しかし資金難で中止となり商店主らが規模を縮小して本塚だけで継続している。