JALトラブル相次ぎ国交省が立ち入り検査 羽田で翼接触・福岡で停止線越え
23日、旅客機同士の機体の翼が接触するなどトラブルが相次いでいることを受け、国土交通省は日本航空の事務所に立ち入り検査に入りました。
日本航空をめぐっては23日、羽田空港で旅客機2機の翼が接触したほか、今月10日にも福岡空港で旅客機が滑走路手前の停止線を大きく越えるなど、ことしに入りトラブルが相次いでいます。
これを受け、国土交通省は航空法にもとづき立ち入り検査に入り、会社側のトラブルへの対応や安全に関する体制などについて関係者への聞き取りなどを行うということです。
日本航空担当者
「事象ふまえて当局からの監査指導をふまえて、日本航空の信頼回復に努めたい」
日本航空は、「対策が足りなければ業務のやり方の変更などを行い安全を確実なものにしていく」としています。