睡魔に…駅手前で停車、さらにオーバーラン
千葉県のJR津田沼駅で、快速電車が駅の手前で停車してしまい、やりなおすと今度はオーバーランした。運転士は「睡魔に襲われた」と話しているという。
JR東日本によると3日午後3時前、JR総武快速線の千葉行き快速電車が、停車するはずの津田沼駅の30メートルほど手前で停車した。さらに、駅に止め直すためふたたび電車を動かしたところ、今度は逆に10メートルほどオーバーランし、異変に気付いた車掌が急ブレーキをかけて停車させた。
電車は結局8分遅れで駅に着き、乗客およそ650人にケガはなかった。
運転士は、「駅に停車する際にブレーキを使用したまま、一時的に睡魔に襲われた」と話しているということで、JR東日本は、「今回の事象を重く受け止めるとともに、厳しく指導する」としている。