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強毒「ヒアリ」兵庫・尼崎市で国内初の発見

2017年6月14日 12:34
強毒「ヒアリ」兵庫・尼崎市で国内初の発見

 強い毒を持ち、刺された人がショック死した例もある外来種のアリ「ヒアリ」が国内で初めて見つかった。

 環境省によると先月26日、兵庫県尼崎市で、貨物船のコンテナの中で強い毒を持つ「ヒアリ」が大量に繁殖しているのが発見された。国内で見つかったのは初めて。ヒアリは南米原産で体長が2.5ミリから6ミリ、強い毒を持ち、海外では刺された人がショック死した例もあるという。

 コンテナは中国・広東省からのものでヒアリは消毒処分されたが、周辺地域に侵入した可能性もあり、環境省はコンテナが一時留め置かれた地点に、捕獲用「わな」を設置し注意を呼びかけている。