鹿児島市の認定こども園で女の子に暴行を加えケガをさせたとして傷害の疑いで再逮捕された保育士の女の身柄が30日午前、鹿児島地方検察庁に送られました。

　送検されたのは、南九州市知覧町西元の保育士、笹山なつき容疑者(21)です。

　警察によりますと笹山容疑者は6月3日、鹿児島市の認定こども園で女の子を家具に打ち付ける暴行を加え、顔に1週間のケガをさせた疑いが持たれています。女の子の保護者が警察に被害を申告し、事件が発覚したということです。

　調べに対し笹山容疑者は、「ケガを負わせたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

　笹山容疑者はこの事件の4日後の6月7日、同じこども園で男の子(2)の首をカッターナイフで切りつけたとして、殺人未遂の罪で逮捕・起訴されています。