神宮第二球場の解体工事が始まる 神宮外苑地区再開発
東京・神宮外苑地区の再開発計画に伴い、22日から神宮第二球場の解体工事が始まりました。球場は2024年に解体予定です。
神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替え、複合施設などの高層ビルを建設する神宮外苑地区の再開発計画について、先月、東京都は施工を認可していました。
再開発事業を担う、三井不動産によりますと、22日から神宮第二球場の解体工事が始まったということです。
解体工事は2024年4月に完了する予定だということです。
再開発を巡っては、およそ1900本ある樹木のうち743本を伐採して、新たに800本以上の植樹を計画していますが、イチョウ並木の生育に影響が生じる懸念があるなどとして、専門家などから見直しを求める声があがっています。
都によりますと、2024年度には新しい建物の建設工事に入り、2035年度中には、全体の完成を予定しているということです。